買い物に行くのにカードやレシートなど持ち歩きたいものはたくさん。そこで、大阪で55年にわたって財布工場を営む桝本さんご夫妻に特別な財布を作っていただきました。コーディネートしてくれたのは、鞄や財布ブランドのプランナー・安藤歩覧さん。さまざまな職人さんとつながりがあり、素材や製造工程の知識も豊富な方です。
細かい作業が多い財布は、職人さんの高い技術が必要とされます。その熟練の技で、お財布の中にたくさんのポケットを仕込んでもらいました。その数なんと16個。ワイドオープンポケット2個、カードポケット10個、小銭スペース1個、お札入れ1個。しかも財布の両面にオープンポケットを付けたので、領収書やクーポンがすぐに取り出せる仕様。キャッシュレス化でお財布がどんどん小さくなる中、この頼れる大容量は何よりの魅力。口金がしっかり留まるがま口仕様だから、たくさん入れても中身がこぼれず安心です。
がま口の仕上げがきれいなのも、熟練の職人さんならでは。安藤さんが全幅の信頼を寄せているのにも納得の完成度です。パチン!という小気味良い使い心地も、楽しんでください。細かい仕様をたくさん仕込みつつ、見た目は本革の風合いを生かしたシンプルなデザイン。しっとりとした本革の手ざわりが心地よく、使うほどになじみます。落ち着いたシックなグリーンは、がま口の金具が映える美しいカラー。飽きの来ない、長く使える逸品です。