小田原のガラス職人が作った 幻想的な海のグラテーションを閉じ込めた 宙吹き風鈴〈ラグーンブルー〉[日本製]
お申し込み番号:529217
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ストーリー
窓辺に揺れるラグーンブルー。
神奈川県小田原市に工房〈glass calico /グラスキャリコ〉を構えるガラス作家の岩沢達さんから、今年も特別な風鈴が届きました。今年のカラーは、ラグーンブルー。毎年すぐに完売してしまう人気作を、数量限定で販売します。
岩沢さんのガラス作品は、宙吹き(ちゅうぶき)という技法で作られるもの。型を使わず、吹き竿の先に溶かしたガラス種をつけ、息を吹き込んで成形します。そのため全く同じものは2つとなく、色の重なりもフォルムも、すべてが特別な一点もの。手作業ならではのまろやかな曲線や揺らぎは、光を受けて美しい影を生み出します。ラグーンブルーは、浅瀬の海に広がる透明感と奥行きを併せ持った美しい色合いをイメージ。複数の青や緑を繊細に重ね合わせ、自然のグラデーションを表現しています。
風鈴の「舌(ぜつ)」 もガラス製で、リーンと澄んだ音色が涼やか。風受けの短冊は耐水性のあるラミネート加工を施しています。3ヵ所にあしらった水晶珠は、邪気払いのおまじない。糸色もガラスに合わせて、海を思わせる青色を組み合わせています。自然が見せる一瞬の美を閉じ込めた、夏を待ち遠しくさせる特別な風鈴。数量限定につき、どうぞお早めに。相模湾が目の前に広がる岩沢さんの工房から届くラグーンブルーの風鈴が、今年の夏を涼やかに彩ってくれます。
ガラス職人・岩沢達さんの制作風景
岩沢さんが丁寧に説明してくださった宙吹きグラスの制作工程を参考に、作り方をご紹介します。
(1)金属製の長いパイプ(吹き竿)に、溶解炉(なんと1250℃!)でどろどろに溶かされた透明ガラスを付けます。パイプの先を再加熱用の炉に出し入れしつつ、再度溶解炉の透明ガラスを重ねたりして、独自の色合いを作り出します。
(2)だいたい適量になったら金属型に熱したガラスをはめ込み、グラスの模様を刻みます。パイプに息を吹き込んでガラスを丸くふくらませて形を整えていきます。(ほぼ真円にふくらんでいました!)
(3)アシスタントさん(奥さま!)がもう1本、熱した透明ガラスがついたパイプを準備し、パイプ先のガラス同士を合体させて、丸くふくらんだガラスを最初のパイプから切り離して新しいパイプに付け替えます。(ご夫婦の息の合った手際の良さに感動)
(4)新しいパイプに付け替えたガラスを再加熱し、くるくるとパイプを回転させながらハサミで切り整えたり、工具でグラスの開口部を形づくります。
(5)形が整ったグラスをパイプから切り離します。この状態でガラスはカンカンと音が鳴るくらい硬いのですが、約500℃もあるそうです。徐冷炉で一晩かけてゆっくり冷まし、検品と研磨を施して出来上がり。
お二人の息の合ったコンビネーションがあって生まれるガラス作品たち。今回もすべて数量限定品。気持ちを込めて作られた美しき仕上がりは特別です。